県外視察研修 in 広島
平成 27 年度 視察研修旅行 in 広島 2 月 21 日 22 日と 2 日間にかけて、広島県へ視察研修旅行に行って来ました！
1 日目は、まだ夜が明けきらぬ朝 5 時に幸手駅に集合して出発、電車を乗り継ぎ広島へ到 着、ローカル線で呉まで行き大和ミュージアムを見学、呉が建造した戦艦大和を通して、呉 の歴史・呉の技術、そして平和の大切さを感じる事が出来る施設です。 じっくりと見ていくことによって、技術というモノが持つ素晴らしい一面と同時に、多くの 悲劇を生む要素をも持っているのだ、と言うことを感じました。 見学後は広島市内に戻り懇親会、広島の冬の味覚といえば「カキ」いろいろなカキ料理に舌 鼓を打ちながら一緒に行った青年部の仲間と楽しい時間を過ごしました。
2 日目、早朝から広島城の周りをマラソンする強者もいましたが、朝食を済ませホテルか ら徒歩で平和記念公園へ、まずは原爆死没者慰霊碑の前で黙とうし広島平和記念資料館を 見学、被爆者の遺品や被爆の惨状を示す写真や資料を通して戦争の真実を目の当たりにし て部員それぞれが命の尊さや平和への想い、怒りや悲しみ感じたと思います。その後は世界 遺産に登録されている原爆ドームを視て昼食、その後、今から 70 年前に原爆投下後真っ先 に全社をあげて被災者の救援活動を行うとともに、わずか 4 か月後に操業を再開したマツ ダ株式会社本社工場のマツダミュージアムへ行きました。そこでは過去に広島の先人が培 った多彩な鉄製品加工技術や造船技術を生かした車づくりへの情熱を感じるとともに、工 場の大きさに驚きました。
帰りには定番のもみじ饅頭をお土産に無事に幸手へ帰り山返しをして解散しました。 今回の研修旅行は決して楽しい面白いだけの視察だけではありません。峰岸委員長の想 い、何か忘れかけている今の当たり前の生活を見つめ直すために・・・技術・戦争・復興・ 平和、こういった重い内容を持ったテーマと真剣に向き合ってきました。 そして何よりも、参加は出来ないが朝 5 時に見送りに来てくれた部員や仕事を片付けて から夜遅くに広島に到着する部員、翌朝１番で地元へ帰る部員の行動に青年部員同士の熱 い友情と強い絆を感じました。 そこに立ち会わなければ絶対に気付かない想いがあるはずです、来年こそは幸手市商工 会青年部員全員で研修旅行に行きたいです。
研修委員会副委員長 島住建 島田徳浩
