埼玉県幸手市商工会青年部

平成27年10月6日(火)幸手市商工会青年部創立40周年記念式典、及びに記念講演を行いました。

式典では来賓の皆様、近隣商工会青年部の皆様、そして、幸手市商工会青年部 卒業生の皆様、お忙しいなかご出席頂きまして、誠にありがとうございました。

10年間を振り返り、様々な事業を通して多くの素晴らしい経験をさせて頂いたなと、改めて感じました。今後は、青年部の素晴らしさを次の世代にシッカリと伝えて行きたいと思います。

記念講演では、2011年3月11日の東日本大震災後よりボランティア活動でお世話になり、親交のある南三陸商工会青年部の工藤泰彦さんを講師としてお招きし、震災当時のお話をして頂きました。上映された映像を見て、工藤さんの話を聞き、当時の事を思い出しました。これからも自分に出来る事を考え、復興のお手伝いをして行きたいと思います。

記念講演では、多くの市民の皆様にもご参加頂き、この講演を聞いて、何かを感じて頂ければと思います。お忙しいなか、ご参加頂き誠にありがとうございました。

 実行委員長　来集軒　金久保 浩一

先日、行われました40周年記念式典及び講演に合計137名の方が御参加、御列席、頂き誠にありがとうございました。40年という歴史の重みを参加しながら感じる事ができました。50年の歴史に向けて今後の10年もしっかり活動したい思います。

その後行われました、講演も幸手市商工会青年部として4年以上の歳月をかけてきた、東日本大震災ボランティア活動を通して知り合った、同じ青年部の方の生の話が聞け、来た人達、皆が何かを感じてくれたと思います。御参加して頂いた、皆様に感謝申し上げます。

今後の青年部活動、仕事に役立てて下さい。

なお、式典会場にて皆様よりお預かりしました義援金9,640円につきましては、後日改めてご報告させていただきます。

青年部副部長　和興工業　板谷 和之

10月26・27日(日・月)、南三陸わくわくバスツアーが行われました。
朝4時に商工会を出発し10時過ぎに南三陸町に到着、最初に訪れたのは「津の宮大自然塾」。
こちらでは、震災前後の体験などを聞かせて頂いた後に美味しい昼食を頂きました。
その後、「福興市」と「さんさん商店街」を見学して、宿泊先の「下道荘」へ…。
この民宿は震災で被害を受け2012年2月に再建オープンして新たな歴史を刻んでいる所です。とても居心地の良いお宿でした。
その後、「日の出荘」に場所を移して南三陸商工会青年部との懇親会を行いました。
いままで３年半という時間の中で築き上げてきた南三陸商工会青年部員の皆様との絆を、改めて感じた懇親会となりました。
翌27日は、早朝より「金比羅丸」に乗り手ぶらでフィッシング！カレイやアイナメ等の海釣りに挑戦しました。
釣れた人、釣れなかった人、色々ありましたが部員全員、思い出深い体験だったと思います。
その後、防災庁舎でお線香をあげさせて頂き、さんさん商店街で昼食を頂きました。
今回のバスツアーでは、被災地と言うことではない観光地としての南三陸町の素晴らしさを感じました。ただ震災の事を風化させてはいけないのでこれからも伝え続けて行きたいと思います。
多数の部員の皆様のご参加、ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。

親睦委員会副委員長 　横山製餡所 　小島 正貴

6月24日(火)12回目となる東日本大震災ボランティア活動。14名と平日にもかかわらず多くの部員に参加頂きました。
今回の活動内容は出荷前の牡蠣の掃除！海から上げられた牡蠣は海藻やフジツボ等が付着しており、それを小さな鉈の様な物で取り除くという作業でした。見た目以上に大変な作業！そして、手作業でないと出来ない仕事でした。ほんの少しですが漁師の方のお役になれたと思います。
作業を終えると、漁師の方が現在の状況等をお話しして下さいました。仕事を続ける事が出来ず、辞めてしまった漁師が沢山いるという話も・・・まだまだ復興はこれからだと改めて感じました。
今回は幸手の青年部員だけではなく、近隣の商工会青年部の部員の方も参加して頂き参加した感想を頂きました。
『ボランティア活動に参加させて頂き大変お世話になりした。なかなか自分の目で見に行く行動がとれず、今回チャンスを頂きました。ボランティア、支援活動は、本当によい経験ができした。海に残る瓦礫、なにもなくなってしまった町、防災対策庁舎を見てあらためて地震、津波の恐さにゾッとしました。そして今、町の人達の話を聞くと一番の心配は、震災の風化だということもわかりました。自分が見た今回のものを宮代に持ち帰り風化させないように、伝えていきます。
また、南三陸！行きたいです!!
今回一緒に行かせて頂いた、幸手市商工会青年部のみなさん、本当にありがとうございました。』
この活動を通して1人でも多くの方に東北の現状を知って貰えればと思います。

親睦委員会委員長　来集軒　金久保浩一

　3月14日(金)震災から今年で3年目を迎えた東北(南三陸町)に
ボランティア活動に参加させて頂きました。町には嵩上げされる土が
運び込まれ、11月に見た南三陸町とは大分雰囲気が変わっていました。
そんな中、今回のボランティア作業は農地復旧作業という事でした。瓦礫に埋もれた畑からボランティアの方々が瓦礫を取り除き、その後山の土が盛られているという状態で、そこから拳以上の石を拾い農耕車が入れる状態にする事が今回の活動でした。雪や霜などでぬかるんでいる土はとても作業し辛い状況でしたが、その日で依頼された畑の作業を終わらせる事が出来ました。1日も早く畑を再開して頂ければと心から思いました。まだまだこの様な畑が沢山あり、まだまだ復興はこれからだと改めて感じさせられました。
　帰りには南三陸町の直前部長の工藤さん、部長の山内さんがお忙しい中、顔を出して頂きお話する事が出来ました。ボランティア活動だけではなく、この様な交流も深め、今後も何かお役に立てればと思います！
　そして、参加して頂いた部員の皆様ありがとうございました。　

親睦委員会委員長　来集軒　金久保浩一

　11月24日(日)宮城県本吉郡南三陸町にて行われている『福興市』に幸手市商工会青年部は参加させて頂きました！
　幸手の子供達にも人気のアトラクション！ストラックアウトを福興市に持って
行きたい。「南三陸町の子供達に沢山の笑顔を」と、青年部一丸となり取り組んだ
この活動！イベント開始早々、嬉しい事に子供達の長蛇の列！何度も何度も挑戦してくれる子供達。ストライクが取れずに悔しがる子供！景品のラミレスサインボールを
「売って！」と言い出す可愛い女の子！本当に沢山の子供達が足を運んで
くれました！終了時間前に景品が無くなってしまいましたが、それでも子供達はこの場を離れようとはしませんでした。「今度はいつ来るの？」と、最高の言葉まで頂き、
福興市は閉会致しました！
　沢山の笑顔をくれた南三陸町の子供達に感謝！そして幸手市商工会青年部を
気にして、ブースに何度も顔を出してくれた南三陸町商工会青年部の山内部長と
直前部長の工藤さんにも感謝です！この事業を通して本当に沢山の事を学ばせて
頂きました。何より目的である南三陸町の子供達の笑顔を見る事が出来て
良かったです。

　この事業を行うに辺り色々と協力してくれた他委員会の部員！家族で参加し、最後のゴミ拾いまで家族で手伝ってくれた部員！急な頼みも聞いてくれたOBの先輩方！
ご協力頂き誠にありがとうございました！皆様のお陰で楽しい時間を過ごして頂く事が出来ました。この場をお借りしてお礼申し上げます。

親睦委員会委員長　来集軒　金久保 浩一

　11月24日南三陸町さんさん商店街のとなり広場にて福興市が開催されました。
幸手市商工会青年部も得意の子供たち向けのアトラクション（ストラックアウト）を催し「地元の子供たちを明るく元気にしたい。笑顔をプレゼントしたい」そんな想いで
参加させて頂きました。
　この福興市は震災後の地域商店などが復興に向けた活性化事業の一端として
取り組んでいるもので、今では観光バスで全国各地域より訪れるほど元気にそして
応援する人達に支えられて盛り上がっています。地域の随所に「支えて頂いている
皆様に感謝！」の文字が記されており本当にここでしか感じられない人の絆の温かさを感じました。
　我々のブースはいつものように大盛況で、その「いつも」がここではやけに嬉しくて、心から「プレイボール！がんばれよー」と自分自身も「一緒に負けないぞ、頑張ろうな。」とポジティブになるのでした。
各地域からの商工会出展ブースも出ており特に山形　北海道　長野など、青年部の
繋がりもここでは全国を感じました。（山形の会長も居たね）
　今後の事は　詳しくはわかりませんが、動き出しています。インフラも建設業界も人の心も確実に変わろうとする　本物の前向き感が感じられる南三陸町でした。
　しかし、私は早朝 聞こえた重機の音がこれから海岸の人文化がどの様な色に
変わっていくかがとても心配でドキドキしまして、子供たちの笑顔見れば見るほど、
ここではそう感じるものです。
　お土産のわかめとお酒で家族ご飯の時に感じたありのままをかみさんや子供たちに丁寧に伝える事が参加した私が一番しなくてはいけない大切な事であります。

監査委員・親睦委員会委員　（株）芦葉建設　芦葉 武尊

　10月14・15日に視察研修旅行が行われ、今年は宮城県気仙沼市と
本吉郡南三陸町を訪れました。
　今回の視察研修旅行は、日本百景のげいび渓、気仙沼復興商店街、
奇跡の一本松、リアス・アーク美術館にて東日本大震災の記録展を見学し、被災地の現状を視察して参りました。また2日目は２年半以上続けているボランティア事業と
合わせて、南三陸町にて瓦礫撤去などのボランティア活動を行いました。
気仙沼、南三陸町と行かせて頂き、復興にはまだまだだなと感じました。
　懇親会においては、ボランティア事業で交流を持たせて頂いております
南三陸町青年部さんにもご参加いただき、楽しい時間、そして自分達の事を改めて
見直させてもらえる時間を過ごせました。 今後も何かの形で関わっていけたらと
思います。
　多くの部員のご参加、ご賛同ありがとうございました。来年度も視察研修旅行を
予定しておりますので皆さん宜しくお願いします。

研修委員会委員長　和興工業　板谷和之