幸手今昔物語#4「幸手市商工会」
昔々、宿場で大いに賑わった幸手宿、、、、、
大政奉還があり、明治という近代国家になったばかりの頃、全国の先駆けとして、埼玉県下では一番先に幸手市商工会が設立された、時に明治二十四年のことである。
設立当初から「本町商工業者の団結を図り、以て本町の発展に努むる」ことを目的とし、道路、橋梁の改修や共同大売り出し、行幸桜(現在の権現堂堤の桜)の宣伝や名士の講演会等を事業活動としていた。
平成の今に商工業を業いとして任う我々も、日々この精神を忘れてはならない。幸手の火を燈し続けて次の世代に引き継ぐ事が使命であろう。
先人達が残してくれた偉大なる功績のためにも、、、
明治42年共同大売り出しの様子
平成19年歳末大売り出しの様子