埼玉県幸手市商工会青年部

 


2012年10月5日

 第6回ボランティア活動 南三陸町にて

 9月23日(日)南三陸町へ初めて被災地ボランティアへ参加してきました。
 前日の夜に出発し現地近くで2時間ほど仮眠をとり、その後ボランティアセンターへ
向かいました。南三陸町へ近づくにつれ津波で流されて壊れた車の山があったり、
海水浸かって枯れた木が大量に積んであったり、途切れてしまった線路があったりと
少しずつ被害の大きい場所へ向かっているのが分かりました。その先にはテレビの映像と同じ光景が広がっていました。沢山の家の基礎、鉄骨だけの建物、震災後に建てられたプレハブが少しあるだけで何もありません。新しい電柱が何本も道路沿いに
立っていましたがとても寂しい光景でした。
 今回のボランティア作業は民家の瓦礫撤去作業でした民家といっても基礎だけです。
さっそく雑草を抜き、瓦やコンクリートの塊をどかし、土の中より出てくる物を分別。実際にやってみると土の中に細かくなったガラスや食器などが混ざり過ぎていて土をどけても
どけても細かいゴミが出てきてなかなか進みませんでした。これでは一軒片付けるのに
何日かかるのでしょうか?単純ですが人手があればもっと早く進むのにと思いました。
午後より雨が強く降ってきた為、作業は途中で中止となりました。
 短い時間でしたが震災により被災した現場を目の当たりにし被害の大きさに驚くと共に、一年半も経つのに進まない復興。まだまだたくさんの助けが必要だと感じました。
機会があればぜひまた参加しお手伝いをしたいたいと心より思いました。

研修委員会 副委員長 幸東自動車 伊藤 大輔


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