埼玉県幸手市商工会青年部

 


2011年11月29日

 第3回 東北復興支援ボランティア活動 part1

Filed under: 新聞連動,東北ボランティア活動,親睦委員会,青年部活動 — 総務委員会 @ 12:45 PM

11月17日青年部として3度目のボランティア活動を行いました。今回は、宮城県本吉郡南三陸町のボランティアセンターにお世話になり、当日の活動内容はワカメの養殖の際に必要な重り作りでした(養殖のワカメを沈める為)。土嚢袋に砂利を積めるという作業で1袋約60キロ以上ある物を1件で約6000個程度必要との事でした。9時から始まり、昼の休憩時に地元の漁師のお父さん方と焚き火にあたりながら話をしていると、「ボランティアの方に来てもらわなければ、例年の半分も仕事が出来ない所でした」、「いつもは、100位の重りを付け足す程度なんだけど、津波で全部流されちゃってねぇ、全部がゼロからのスタートなんだよ。皆さんが来てくれなかったら仕事が出来なかったと思うよ!本当にありがとうございます。3月になったら、今度は育ったワカメを獲って食べてもらわないと!」など色々なお話を聞かせて頂く事が出来ました。その日、私達が作った重りは、合計500個以上でした。まだまだ足りませんが、
少しはお役に立てたのではないかと思います。前回同様、帰り際に被災者の方に何度も何度も「ありがとうございます」と深々と頭を下げられ、あの姿は、生涯忘れる事はないと思います。
  作業を終え、商工会副会長さんの営む食堂で食事を頂きました。その際に、南三陸商工会青年部部長の工藤部長、青年部担当のながのさんがお忙しい中、足を運んでくれました。工藤部長は震災当日の話をしてくれて、ほんの1秒の差で助かった人もいれば、波にさらわれてしまった人もいる。など他にも色々貴重なお話を聞かせて頂きました。青年部としては、まだまだ活動出来る状態ではないとの事でしたが、青年部部長として震災後、南三陸に来てくれた、岐阜や長野の青年部が行うイベントなどに出席されたようです。そして工藤部長は「震災は沢山の物を奪っていきました、しかし又、多くの物も与えてくれました。震災が無ければ知り会う事のなかった各地の青年部員であったり、同じ青年部としての絆を感じています。それがとても心強いです。」と、おっしゃっていました。最後に、「今回の様に、他県の青年部さんが南三陸に足を運んでもらって、顔を見て話しが出来る事がとても力になり、明日から又頑張ろうという気持になります。」という言葉を頂き、青年部としてボラ
ンティアに参加する事の意味が有ったのではないかと思いました。
  「たかが1日ボランティアに行ってどうなの?」と、言われる事があります、たかが1日ですが、たかが1日なりに出来る事は山の様に有ります。自分に出来る事は何か、青年部として出来る事は何かを考え今後も行動して行きたいと思います

親睦副委員長
金久保 浩一



2 Comments »

  1. 「震災で失ったものばかりではない」という工藤部長のポジティブな言葉、こちらまで励まされます。
    まだ1度しか参加できていないけど、次回はできるだけ行けるようにしたいです。

    コメント by Maki@administrator — 2011年12月1日 @ 11:51 AM

  2. 大変な作業お疲れ様でした。
    人の為に動けることは最高だと思います。
    ご苦労様でした。

    お手伝いしてきた、イチゴなりワカメなり出来たら店頭に並ぶのが楽しみですね!!

    コメント by iwayoshI — 2011年12月1日 @ 5:40 PM

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