OBのひとりごと『大久保順一』さん
(有)大久保葬祭
大久保 順一さん
第六代青年部長として多くの先輩方や仲間達と苦楽を共にし、そして支えあってやり遂げることができました。その時の経験が今の自分を作り上げた要因になっております。
当時は経済成長の真っ只中でした。大型店の出店があちらこちらではじまってきました。歴代部長のもとに多くの大型店対策事業・イベントを行ってまいりましたがこれからのまちづくりに対する不安をぬぐいさることはできませんでした。そこで、まず我々が行ったことは 青年部の内部の充実を計る為に 部員皆様の理解のもと、全員参加の事業を行うべく4つの委員会を作りました。そして各委員会の責任者として2人の副部長を任命しました。青年部が一体となって今後の街作りの礎となるような事業を考え、行いました。
先日行われました、商工会法施行50周年式典の際に今の青年部の活動を見て 昔を思い出すとともにあらためて行動力のある、そして団結して事業に取り組む姿に感激しました。今後も商工会発展の為に、そして住み良い幸手のまちづくりの為に 若い力を発揮していただきたいと思います。
青年部員の皆さん、この大久保社長の言葉を読んでどう感じましたか?
私は、まるでこの春に卒業したばかりの方であるかの様な、瑞々しい感覚を感じました。
「生涯現役」という言葉がございますが、その言葉が指し示すのは役職や立場を継続するような形あるものではなく、若かりし日の純粋で熱い気持ち(初心)を忘れる事無く継続する姿こそ、まさにそれであると思います。
親子程歳の離れた大久保社長とは、勿論青年部活動を共にした事はありませんが、言葉の節々に青春を過ごされた青年部に対する深い思いに感銘を受けました。
現在の青年部組織のベースがこの昭和の時代に作られ、長い年月を経て平成を生きる私たちへバトンが継承されてきたのですね。
先日青年部発足35周年の節目として開催したOBの方々との交流会の中で得た先人の経験と知恵を、己の家業に、そして青年部活動に生かしていきましょう。
そして、行き詰まった時には、大久保先輩を訪ねましょう!
コメント by ウメアツ — 2010年9月21日 @ 3:33 PM