OBのひとりごと 『武井 さん』
「商工会青年部の益山ですが」・・・商工会青年部という言葉を聞くことは何十年ぶりであろう。ふとタイムスリップに陥った。
私達にも、そう言う時代があったなあー、と懐かしさが込みあげてきた。
市内の各地域から推薦されてきた方々と初めて顔を合わせたとき、今まで話していない人々との交流が始まった瞬間だった。その時の仲間の付き合いが、三十年余たった今でも続いている。「今後も生涯の友としてお付き合いを願いたい。」と心から思っている。
さて、現青年部の資料を見せてもらってびっくり、私達の二世の名前が多く掲載され、しかも幹部として活躍している。間違い無く時代は流れ、その活動も大きく進歩している。私達の蒔いた種が芽吹き、何時しか大きな繁みとなり、樹木となった現青年部の姿を見ると感慨無量である。
この青年部の意欲を涸らすことなく、年輪を重ね、太い大樹に育ち、古い枝は枯れて若い枝の糧となることを信じて・・。
そして私は生涯の得がたき友を得た喜びを噛締めて。
初代青年部部長 武井