第8回東日本大震災ボランティア活動
去る6月25日、今回で第8回目の幸手市商工会青年部による
東日本大震災・南三陸町ボランティア活動に行って参りました。
私は被災地に行くのはもちろんボランティア活動なるものに参加するのも初めてで、
この機会に何か一つでもお手伝いをしたい、そして自身にもプラスになるような
体験を求め参加させていただきました。
まず感じたのは、現地で目にした山々に残る津波の爪痕や二年前まではここに
海産物の養殖や漁業が盛んな港町が本当にあったのか?と目を疑うようなその光景に
自然の脅威は物凄いものだということでした。
現在は瓦礫もほぼ片付き道路の整備や鉄道も徐々に復旧作業が進み
復興が進んでいるようですが、まだ住居の方はそれほど進んでなく、
仮設住宅での生活をされている町民の中には、辛い日々を送っている方々が
何人もいる、だから一日でも早く先の見える復旧が必要だと
ボランティアセンターの方がお話されていました。私は胸が詰まる思いで聞きながら、
しかし本日の作業に対する意欲にも掻き立てられました。
今回の作業は養殖で使うイカダの重石の砂利袋の準備で、遠方から参加されてきた
ボランティアさん、地元の漁師の方や婦人会のお母さん達と作業しました。
炎天下の中でも一生懸命頑張ったお陰で沢山の袋が完成して皆さんとても
喜んでおりました。私もお役に立たて良かったという達成感を頂き、また自身も
被災者でありながら明るく振舞ってくれた地元の皆様に逆にお礼したい思いでした。
さらに思った事はテレビやラジオの報道で聞くように被災者で復興の手助けと
交換に元気を貰ったと言うのはこの事なんだと知りました。やはり実際に
足を運んで見ないと分からないというのは本当です。
しかし埼玉に居ても個々の仕事にしっかり励むことも巡り巡って
東北につながるはずです。なのでその思いで私は今後も日々仕事に
従事して行きます。
最後にボランティア活動に参加された青年部の皆様と他関係者の方々、
本当にお疲れさまでした。そして現地の皆様ありがとうございました。
親睦委員会委員 食事処松本 松本 強