今回、二度目のボランティア活動に参加させていただきました。参加させて頂く前は
南三陸町って報道では見たことあるけど、本当はどうなってるのか?どこまで復興は
進んでいるのかって思い、ドキドキしながら行きました。そして、初めて南三陸町の被災地の現状を見た瞬間、どこが復興してるの?どうなってるのって思ったのが第一印象
でした。 二回目に行ったときには瓦礫が少し減り、標識などが立っていたので少しですが進んでいるんだなと感じました。
前回は南三陸の特産品のめかぶ、ワカメ加工のお手伝いでした。そこでは震災に
遭われた社長さんから貴重な体験談を聞かせて頂きました。 どれだけ凄い津波で、
どのようにして避難したかを事細かくジェスチャーを混ぜ、周りの情景を見ながら聞くことができました。そのような壮絶なお話し、貴重な体験談を生の声で聞く事が出来たのも
ボランティアに参加したからだと思います。 実際現地に足を運び体験談を聞くと、報道で見るだけ聞くだけのとは違い、五感全体で感じることができ、とても心に響きました。
今回は瓦礫の撤去作業を手伝いました。震災前は住宅があったところだと思いますが
そこの瓦礫処理です。まだ復興は進んでないのに雑草はスクスク育っている。乾いた土の上ではダンゴ虫がたくさん居て、土壌を改良ようしようと頑張っていました。自然の力は
とても凄いと感じました。重機や機械では片付けることのできない所がまだ多く、まだまだボランティアの必要性を強く感じました。
最後に総務課長さんがこの様な事を言っていました。震災に遭われた方は今まで
頑張ってきましたので、これからは自分の事は自分でできるように踏ん張って欲しい。
いつまでもボランティアに頼るのではなく自分達で踏ん張って復興させる。
震災から復興へ。
ボランティアに参加されてない方へ
実際に震災現場を見たのとテレビで見たのでは全く違います。
被災地の現状を体全体で感じてもらい、復興への手助けをお願いします。
総務委員会委員 蕎麦処 権兵衛 野村守