埼玉県幸手市商工会青年部

 


2008年7月3日

 幸手今昔物語#6 『読み・書き・算盤』

Filed under: 幸手今昔物語 — Maki@administrator @ 9:20 AM

江戸時代各所にあった寺子屋、地域の子供達に生活の上で必要な事柄を教えていた。

平須賀にあった「満願寺」で、文久三年に「手習教訓状」という勉学の姿勢を説いたものが文献として残されている。現在の学校教育の基と言っても過言ではないだろう。

現在の学校教育制度の始まりは、明治五年に発布された「学制」に溯る。当時幸手市内においても、明治六年までには幾つもの学校が出来た。幸手学校(現・幸手小学校)もその中の一つである。市内でも最も歴史のある一三七年の伝統を育んできている。時代の流れと共に教育内容は変貌を遂げてきたが、先生を師と仰ぎ、子供達の笑顔と安全を地域の人々が一丸となり協力し合って見守っていくという事だけは、いつまでも変わってはならないものだと思う・・・。

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明治11年 幸手学校 旧幸手劇場駐車場付近

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平成20年現在 幸手小学校


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